テストサイト：【SNS・テレビで話題】前野町「米のいそかわ」の学校給食米は完売。通常モードに戻ってます。

前野町のお米屋さん「米のいそかわ」が、コロナウィルスの影響による全国一斉休校に伴い、納品予定だった学校給食米を緊急販売したことがSNSとテレビを駆け巡りました。

※現在この学校給食米は完売しています。

地図ではここ↓

板橋区前野町2-36-33です。

お店に向かって左は、けやきの公園が近くにあり、ときわ台駅方面に続きます。

右側をずっと進むと、首都高下のOKストアのあたりに出ます。

代表の磯川さんに一連の出来事を聞いてきました。
（「こちら板橋べっぴん隊」でもお馴染みですね）

＜2月27日＞
コトの発端は2月27日に安倍首相が発表したコロナウィルスの感染拡大防止のための「全国小中高の一斉休校」でした。

＜2月28日＞
学校用給食米を納品予定だった磯川さんは、翌朝すぐに学校に連絡。

しかし、一斉休校の情報が区におりてなくて、納品先の学校でも寝耳に水状態だったらしい。

給食米のキャンセルが確定したのは2月28日の11時。

11時の時点で精米してしまっているお米が400キロあったそうです。
（精米すると、お米の賞味期限って1ヶ月ぐらいになるのだそう）

精米してないお米（玄米）は2.4トン。
でもこれは賞味期限が長いのでそんなに緊急ではないみたい。

＜2月29日＞
自身のFacebookに「学校給食米の緊急販売」を告知したのが2月29日。

身近な人たちでシェアされ、それだけでも普段の3〜4倍の来店があったのだとか。

このペースでいけば、精米済みの400キロはなんとかなるかも…なんて考えていたそうです。

＜3月2日＞
ツイッターでも発信しておこうと思い、まずはツイッターのアカウント作ることからスタート（笑）

3月2日の午前中には緊急販売のことをツイートしたみたいです。

米のいそかわでは全国一斉休校に伴い学校給食に納品予定だったお米を今だけ5kg2000円で販売中です🍚在庫はまだまだございますので是非お越しくださいませ！#COVID19 #新型コロナウイルス #休校 #給食 pic.twitter.com/enpRGADytH
— 米のいそかわ (@komenoisokawa) March 2, 2020

生まれたてのツイッターアカウント。
フォローもフォロワーもゼロの状態でツイートしても普通は反応なんてありませんよね。

でも、ツイートしたネタが普通じゃなかった（笑）

あれよあれよと拡散され、その日のうちにテレビ局が取材にくることに。

そしてその内容は18:50頃にテレビで放映されました。

放映された途端に、とんでもない量の問い合わせが押し寄せ、電話も鳴り止まない状態になったらしい。

精米した400キロはあっという間に完売。

まだ精米前の学校給食米2.4トンもほとんどなくなるほどの反響だったそう。

その放送内容は同じチャンネルの夜の番組で放送され、再び問い合わせが殺到。

さらに翌日早朝（4時台）の番組でも放送され、まだ寝てるのに問い合わせや電話が殺到するという事態に…。

＜3月3日＞
僕（いたばしTIMES）が「米のいそかわ」にひょっこり現れたのが、3月3日でした。

完全に出遅れました…（笑）

もう僕の出る幕はさっぱりないと思ったんですけど、一連のお話を聞いて、完売していることを伝える役割が残っていることに気づきました。

ということで…

米のいそかわさんの学校給食米は完売してます！

いそかわさんはもう通常モードに戻ってますので、落ち着いてお米を買いに来てください！

お店にいたのは数分のことだったんですが、ひっきりな
しに「テレビ見たよ！」というお客さんが来店していました。

その度に磯川さんは事情を話し、完売していることを伝えていました。

いやー、SNSとテレビってすごいですね。

コロナの影響で、お米の買いだめも起きている昨今。

今回の出来事で来店されたお客さんには「お米屋さんってお米がたくさんあるんですねー」という反応が多かったそうです。

へ？当たり前のことでしょ？

と思われると思うんですが、大概の人はスーパーになかったら諦めてしまうそうなんですね。
（注：買いだめした方がいいよという話では断固ありません）

お米屋さんにはたくさんお米がある。
この一連の出来事が、お米をお米屋さんから買うきっかけになったら面白いなあ。

また、当店以外にも今回の休校に伴い在庫を抱えている地域の給食納入業者の方は全国にいらっしゃいます。この機会に是非地元のお店でのご購入を検討して頂けますと幸いです。#COVID19 #新型コロナウイルス #休校 #給食 #給食食材
— 米のいそかわ (@komenoisokawa) March 2, 2020