全国にとんこつブームを巻き起こし、社長の川原さんはテレビ番組「マネーの虎」に出演したことでも知られています。
懐かしい…。
2012年にその伝説のラーメン店は閉店しました。
この一世を風靡した「なんでんかんでん」のとんこつラーメンが、新高島平にある両面焼きそばで有名な『あぺたいと』で食べられるって知ってました?
地図ではここ↓
住所は板橋区高島平7-12-8です。
お店に向かって左は近くに新高島平駅が見えます。
店内はカウンターが2列並んでいます。
小上がり席もあるので子ども連れでもOKですね。
メニュー。
両面焼きそばで有名ですが、それ以外にスタミナ丼やカレーなどいろいろあるんですね。
「なんでんかんでんあぺたいとラーメン」のPOPがカウンター上にあります。
両面焼きそばに惹かれつつ、「なんでんかんでんあぺたいとラーメン」(780円)をチョイス。
おお!
大学生の頃に食べた「なんでんかんでん」の記憶がよみがえる!
このロゴマークが入ったどんぶりがノスタルジーをさらに加速させます。
まぎれもなく「なんでんかんでん」のとんこつスープ。
麺は細麺です。
柔らかさは聞かれませんでしたが、基本のバリカタでしょうか。
当時のなんでんかんでんを知ってる人には感涙ものではないでしょうか。
美味しさもですが、懐かしい感情が勝つ気がする(笑)
数年前のポスターを発見。
しかし、なぜ「なんでんかんでん」のラーメンが「あぺたいと」で販売されるようになったのでしょう?
あぺたいとのオーナー・飯野さんが気さくにいろいろ教えてくれました。
― なんで「なんでんかんでん」のとんこつラーメンをやることになったんですか?
飯野さん: 何年か前に「なんでんかんでん」の川原社長と知人を介して知り合いました。
「なんでんかんでん」のお店はなくなったけど、ラーメンは残そうという話になったんだよね。
うちで「なんでんかんでん」のラーメンは始めたのは3年ぐらい前かな。
― ラーメンを作ることに苦労はされなかったんですか?
飯野さん: まだ東京にとんこつラーメンがない時代、「あぺたいと」でもとんこつラーメンをやってたんだよね。
売れないからやめたけど(笑)
― え?焼きそばとラーメンと出してたんですか?
飯野さん: そう。
若い頃に東京に豚骨ラーメンがないことに気づいて、博多にいったの。
博多のラーメン屋で働いてたけど、近くの焼きそばも気になって……それで作るようになったのが両面焼きそば。
― じゃあとんこつラーメンは慣れたものなんですね?
飯野さん: でも、麺とスープは川原社長から送られてくるんだよ。
スープは冷凍で届くから、うちで煮込んでいるわけじゃないからね。
― 他にも「なんでんかんでん」のラーメンを出してるお店ってあるんですか?
飯野さん: どうなんだろ。うちだけじゃないかなぁ(笑)
― 「なんでんかんでん」の川原社長もここにはけっこう来るんですか?
飯野さん: たまに来るよ。
※飯野オーナー、お忙しい中ありがとうございました!
おわりに
「なんでんかんでん」がまさか板橋の新高島平で食べられるとは...。あぺたいとで販売を開始した頃はけっこう話題になったそうですが、今でもひっそりと継続されてるんですね。
環七にあった「なんでかんでん」のとんでもない行列、「マネーの虎」の映像が思いっきりフラッシュバックしました(笑)
両面焼きそばで絶大な人気を誇る「あぺたいと」ですが、なんでかんでんラーメンもぜひ試してみてください!
あぺたいと
板橋区高島平7-12-8
営業時間:
[月~土]11:00~15:00、17:30~24:00
[日]11:00~24:00
※焼きそばがなくなり次第終了
定休日: 無休
席数:24席(カウンター16席、小上がりに4人用テーブル×2)
喫煙・
禁煙: 喫煙可
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