まず、読めないですよね(笑)
「せんきょうざん」って読むみたい。
ここは板橋区でもトップクラスに評判のいいお蕎麦屋さんなんですよ。
店主は浅草の有名な「蕎上人」というお店で修業をされた方らしい。
入り口からすでに涼やかなオーラ出してます。
場所はときわ台駅北口から出て左に進んだらすぐ。
店内に入ると、ここが板橋区だということを忘れさせてくれます(笑)
ちょっと高級感でてますね。
板橋でこんな雰囲気のお店は珍しいかも。
ま、板橋区ではあるけどあの常盤台ですからね。
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ときわ台って何であんなに豪邸が多いの?
石臼がっ↓
張り紙には「当店の石臼挽の石は蟻巣の石を使用しています」って書いてある。
へー、蟻巣の石を使ってるんですねー......。
はい、生まれて初めて聞いた単語です。
どうやら山梨県で産出される石で、現在は採掘していないらしく、そば通の間では幻の石とも呼ばれるんだって。
蟻の巣穴のような小さな穴がたくさんあり、蕎麦がよく挽けるらしい。
(参考:石工職人 遊びの日記)
強いこだわりを感じますね...。
蕎麦を打つスペース↓
きっと、タイミングあえば職人さんが蕎麦を打ってるところ見れるんでしょうね...。
今は想像しておきましょう。
店内メニュー↓
基本の「せいろ」(850円)からいろんな種類があります。
「完熟トマトとナス」(1300円)なんていう変わり種も。
つゆとそば粉の説明が書いてあるのでご紹介しますね。
当店のつゆは本場枕崎の2年物
最上級本枯れ節「本節と亀節」のみを使用し削り立ての鰹節でだしをとります。
生まれて初めて聞く単語がちょいちょい出てきますが、ここはわかったふりをしておきましょう。石臼挽き自家製粉のお店
国内産最上級の丸抜きを仕入れ毎朝店内の石臼で挽いております。
とりあえず、最上級という言葉が繰り返し出てきてるので(笑)、いい素材を使ってることは理解できます。
おいしい蕎麦茶を飲みながら待ちます...。ほっ。
今回はお店の一番人気メニュー「蔵王地鴨の鴨せいろ」(1600円)をチョイス↓
板橋のランチで1600円とか初めてなんじゃないかレベルで、ちょっとびびりますけど、ここで退くわけにはいきませんね(笑)
ときわ台ってことで自分を納得させましょう。
それに「蔵王地鴨」ですからね。
はい、もちろん生まれて初めて聞いた言葉だけど、そう書かれちゃうと美味しそうにしか見えません。
少し緑をどけて、鴨を前面に出してみますね。
おぉ...鴨のだしがつゆにめっちゃ出てる。
見えませんけど、器の中には鴨肉がどっさり入ってます。
豪快な鴨肉が次から次へと。
美しささえ感じるお蕎麦。
けっこうなコシがあります。
鰹だしと蔵王地鴨から出るコク、千住ねぎの旨味、それにほのかに香るゆずのアクセント...。
むぅ...この海原雄山をうならせるとは...。
思わず有名漫画の登場人物になりきることができるレベル。
食べ終わる頃には、蕎麦湯とデザート的に蕎麦ぼうろ、そして新しい蕎麦茶を出してくれます。
何気にうれしいサービスですよね。
ほっと一息つけて幸せ...。
言葉の意味は途中から調べる気がなくなりましたが、とりあえず”最上級な”お蕎麦屋さん、常盤台にあります。
舟蕎山(せんきょうざん)
板橋区常盤台2-1-17
03-5392-5733
営業時間:11:30~14:30 、18:00~20:30
定休日:月曜
席数:25席
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