ライターのATSUKOです。
2024年から新しくなる紙幣。1万円札の顔になる渋沢栄一は、板橋区とも関係の深い人物です。
栄町にある東京都健康長寿医療センターの前身である養育院の院長を、明治から昭和の初めまで約50年間務めていました。
地図ではココ↓
板橋区栄町35-2です。
センターに向って右手は、板橋一中やグリーンホールを経て中山道につながります。
反対方向に進むと東武東上線の踏切があります。
大山駅にも近いです。
建物外観。
現在の建物は平成25(2013)年にオープンしました。
建物の前庭に渋沢栄一の銅像があります。大正14(1925)年に作られ、板橋区の登録文化財になっています。
渋沢栄一は、たくさんの銀行や企業、学校の設立に関わったことが知られていますが、渋沢栄一と東京都健康長寿医療センターとの関係とは…
明治の初め、首都東京の困窮者、病者、孤児、老人、障害者の保護施設として現在の福祉事業の原点ともなる養育院が設立されました。
(中略)
渋沢栄一は1874(明治7)年より養育院の運営に関与し、1876(明治9)年5月11日に養育院事務長に任命されました。
養育院は、1890(明治23)年、東京市営となり、渋沢栄一は養育院長に就任しました。
以来91歳で亡くなるまで約50年間院長を続け、養育院廃止論の逆風を受けながら養育院を存続させ、分院・専門施設を開設して事業を拡大しました。
(東京都健康長寿医療センターのサイトから)
ここもその一つなんですね。
東京都健康長寿医療センター2階の「養育院・渋沢記念コーナー」には、さらに詳しい紹介や直筆の書などが展示されています。
また1階受付フロアには、現代美術家・山口晃による「養育院幾星霜之図」も飾られています。
実は身近な存在だった歴史上の偉人。
お財布の中にも長居してくれる親しみのある1万円になるといいなぁ(^o^)/
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