テストサイト:本蓮沼の「ひらい花店」に日本一のフローリストがいることを知っていますか?

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本蓮沼の「ひらい花店」に日本一のフローリストがいることを知っていますか?

オープンしたのは1947年のこと。今年で創業76年になります。

地図ではここ↓

板橋区蓮沼町19-3。

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お店から向かって左、三井住友銀行と本蓮沼駅がすぐ。
向かって右、中山道沿いに板橋本町に続きます。
店頭では可愛らしいお花たちがお出迎え。
入口には竹の装飾と営業時間。

・月曜〜土曜は9:00〜19:00
・日曜・祝日は9:00〜18:00

足元にはステキなディスプレイがあります。

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入口から入ってすぐ。

通路を広く取って回遊しやすい店内。

これは「」も「」も広々とした空間で、心地良く過ごしてほしいという思いからです。

奥にはガラスケース。
その手前にも花たち。どれもキレイ。
そして中央にはアイランドタイプのディスプレイ。

ぐるっと回遊していると、花の香りがして心が満たされます。

仏花もこんなにオシャレ。
上空にも観葉植物。まさに癒しの空間です。
よく見てみると、お花以外の小物類も充実しています。

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そんな店内を回っていると、入口付近に大きなトロフィーがあります。

これは「JFTD花キューピッド」が主催している「フラワーデザインコンテスト」優勝者に贈られるもの。

フラワーデザイン競技会「ジャパンカップ」は、真の日本一のフローリストを決定する競技会として、花贈り・花飾りの機会拡大を目指すとともに、花の専門小売店が持つ最高の技術力を競います。

昭和57年に第1回を開催し、第3回(昭和59年)より優勝者には「内閣総理大臣賞」が授与されています。

公式サイトより

そうです、この「ひらい花店」には日本一のフローリストがいるのです。

しかも2人も!

なんでも、1店舗に2人のチャンピオンを輩出しているのは「ひらい花店」だけだそう。板橋区として誇らしくなりますね。

2022年ジャパンカップ」チャンピオン榎本伸也さんにお話を伺いました。

フローリストを目指したきっかけは、サラリーマン時代に「手に職を持ちたい」と思い、区切りをつけて退職。

ご縁があった遠い親戚のお花屋さんをお手伝いすることになります。

そして、入店半年でフラワーデザインの選考会に参加。
見事に予選通過したのですが、その後の決勝ラウンドで負けてしまいます・・・

この時、上位入選者との実力差に心を打たれ「面白い!」と感じたのがキッカケだとか。

それからは独学で学び続け、スウェーデンやオランダ、ドイツにも足を運び勉強したそうです。

中でも、ドイツではチャンピオンのお店で働いたり、本格的な花の教育を受けたり、お花に対して濃密な時間を過ごしました。

そして諸事情があり、中国でご自身のお店をオープン。
約10年開業したのち、日本に帰国します。

帰国後は、お花関係の事業を経て「ひらい花店」に入店したそうです。

お話を聞いていると、濃密すぎて本が1冊かけそうでした。

次に平井昭臣(あきひと)代表にお話を伺いました。

平井さんも「2009年ジャパンカップ」のチャンピオンです。

3代目の平井さんは、元々お花屋さんになる事は意識していなかったそうです。

ところが中学1年生の時に見た、ワールドカップに出品していたドイツの方の作品写真を見て感銘をうけ、そこからお花屋さんを目指したそうです。

今の想いをお尋ねすると、

「植物の美しさと季節の移り変わりを感じ取れるような、お花の提案をしていきたい」

「お花を五感で感じ取って欲しい」

ということでした。

最後にお2人に、今後の抱負を聞きました。

榎本さんは、「ここからがスタートライン。ヒトよりキレイなモノを創りたい」とストレートに表現。

平井代表は「業種にしばられず、地域で一番愛されるお店を目指しています」
と熱く語って頂きました。

地元にこんなにステキなお花屋さんがあること、知っていましたか?

※前の前よさん、読者さま、情報提供ありがとうございました!