テストサイト:【店主と孫の奮闘記】ときわ台駅「さっぽろラーメン桑名」18歳三代目のラーメン修行。

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こんにちは。
編集長のちゅうぞうです。

いたばしTIMESの動画企画「店主のルーティン」。

今回はときわ台駅近くの「さっぽろラーメン桑名」の店主・絵美子さんとその孫・花穂さんの店舗運営の裏側を撮影させていただきました。

動画はこちら↓

2017年のオープン時、札幌時計台の有名ラーメン店が板橋にやってきたことで話題になりました。

でも、2019年に店主の絵美子さんが腱鞘炎になり、閉店の危機に。

その時、助っ人に現れたのが札幌にいた孫の花穂さんでした。

当時16歳の高校生だった花穂さんは、絵美子さんと家族の反対を押し切って高校を辞め、おばあちゃんを手伝うために東京(ときわ台)へ。

このお店を継ぐためにラーメン修行を続けています。

※記事は下に続きます

※記事は下に続きます

花穂さんが上京してから2年。
リアルな今のお二人の様子をお届けしたいと思います。

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地図ではここ↓

板橋区常盤台1-46-4です。

お店は東上線の線路沿い。
向かって左はときわ台駅北口が近いです。
店内のようす。
カウンターがメインで、テーブル席もいくつかあります。
僕が訪れたのは営業時間が終わる少し前。
お二人で仕込みをされていました。

見ていると、かなり力のいる作業ですね。
73歳になる絵美子さん(以下、わかりやすいようにおばあちゃんと呼びます)がこれを続けてるってすごいな。

札幌から送られてきた味噌。
純正天然みそを3ヶ月ねかし、じっくり熟成させたもの。
煮込んでいたチャーシューが出来上がったところ。
この量で1日分らしい。
桑名の自家製マー油。
マー油の存在を知らずに、亡くなったご主人と開発したもの。

(「桑名」はご主人と創業。ご主人亡き後2017年に夫婦の夢だった東京へ進出)

タレやスープなど全部手作り。
昔くせえやり方だよ」とおばあちゃんは笑っていました。

孫の花穂さんは大量のネギを切っていました。

まだまだおばあちゃんに叱られることも多いらしく、とても厳しく指導されてるそうです。

ラーメンの調理は何も知らずに札幌からやってきた花穂さん。

来たばかり(当時16歳)の動画を見せてもらったんですけど、その雰囲気は完全に職場体験にきてる高校生でした笑。

おばあちゃんは、指導してる中で「何度帰れって言ったかわからない」と。

江戸で勝負するのは中途半端な気持ちではだめ。厳しく指導すれば後で困らん。甘くしたって本人の為にはならない

東京のことを「江戸」と呼んでいたことは置いておいて、僕らが想像しているよりも、ずっとずっと厳しく花穂さんに接してるようでした。

おばあちゃんとおじいちゃんの夢だった東京進出を断念してほしくない

その一念で、文字通り札幌を飛び出してきた花穂さんですが、「来ない方がよかったのかな…」と悩んだこともあったらしい。

ラーメン店の仕事がこんなにも大変だとは思っていなかったそうです。

自分が来る前はおばあちゃんが1人でやっていたかと思うと恐ろしい…。やっぱり(おばあちゃんは)すごいと思います」と。

メニュー。

実際に味噌ラーメンを食べさせていただきました。

調理している様子も撮影。
味噌ラーメン(950円)
熟成された天然味噌のまろやかなコク。
深みのある味噌の味。
めちゃくちゃ美味しい!

家族の想いがつまった一杯。
そう思うと、よりいっそう美味しく感じることができました。

食後、札幌から届いた荷物を開けてみると、ネギがどっさり。
ネギと一緒に、花穂さんのお母さんからの手紙が入っていました。
(お母さんは札幌時計台本店を切り盛りしています)

おばあちゃんは僕の母と同世代。
きっと札幌のお母さんは僕と同じくらいの世代だと思います。

僕にも娘がいるので(花穂さんよりずっと小さいですが)、想像してしまいます。
高校生だった花穂さんを東京に送り出したお母さんの気持ちはいかほどか…。

平成を経て、令和になった今。
忘れかけていた昭和時代のど根性スタイルを思い出させてくれるおばあちゃんと花穂さんの奮闘ぶり。

言葉には見えない、二人の交差する想いが伝わる撮影になった気がします。
ぜひ本編の動画をご覧ください。

◇動画

この動画は店主のおばあちゃん、孫の花穂さん、そして札幌で見守っているご家族にとって記念碑のようなものになればいいなと思って作りました。
僕にとっても思い出深い撮影となりました。

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Store 店舗情報

店舗名 さっぽろラーメン桑名 東京常盤台店
住所 板橋区常盤台1-46-4
営業時間 11:00〜15:00
定休日 水曜
リンク

※記事の内容は取材時のものです。最新情報はお店で直接、または公式情報でご確認ください。